海外ポーカーにご興味のある方!そして全国のポーカー女子の皆様!📢
先日ABEMA Queen Of Poker(AQOP)にも出演し、今人気爆発中の女性プレイヤーちょめさんに突撃インタビュー!💘
ちょめさんはAPT仁川でのTurboイベント優勝を含め、海外でも活躍中のプレイヤーです🏆
つい先日のWPT CyprusのTurbo Bountyイベントでも6位入賞されたばかりです!
さらに長年ディーラーを務められていたこともあり、ディーラーとしても超ベテラン!👏
そんなちょめさんに、ポーカーを好きになったきっかけや今後の目標などたっぷりお伺いしました🎤
是非、この記事を参考にしてみてくださいね📕
ちょめさん独占インタビュー
1. ポーカーを始めたきっかけ
ちょめ:ポーカーを始めたきっかけの一番初めはディーラーです。当時芸能関係に携わっていたので、何かオーディションのときに話せるような趣味がないかなと思ったときに、たまたまディーラーのバイトの求人を見つけたんです。
ディーラーをしてると、お客様と接客中にプレーするタイミングあるのですが、プレイヤーさんに何か煽られたことがきっかけで…
「絶対にこの人より上手くなってやる!」と思ってプレイヤーに入ったのがきっかけですね。(笑)
——煽ってくださった方のおかげですね?!
ちょめ:そうですね、負けず嫌いだったので、それがよりヒットしたみたいな感じなります(笑)
——ちなみにディーラーとしては、どれくらいの期間お勤めされていたんですか?
ちょめ:7年は確実にディーラー専門でお仕事させていただいて、今はたまに大型大会等でタイミングが合えばやらせていただいているので、もう10年くらいになりますね。
2.ポーカーを好きな理由
——煽られてプレーに励み始めてから、本格的にポーカーを好きになった理由はなんだったのでしょうか?
ちょめ:ポーカーは私の中で競争心ではなくて、向上心で取り組むことができる競技であることが、魅力だと思っています。
私は実際、隣の芝が青いような人間なのですが、ポーカーって実力を測ることが難しくて。
人と比べるよりも自分との戦いになって、昨日の自分よりも上手くなってることを実感することを楽しめる、そこに集中することができることが何より好きです。
——深いですね…!!人との対戦ゲームでありながら、実は自分との闘いである、という点がポーカーの真の魅力なのかもしれませんね。
3. ポーカーの勉強方法
ちょめ:初めの頃は信頼できる人の話の中でTIPSを拾ったり、ブログを読んだりなどして、ソリューションをわりと早い段階から触っていました。しかし、今思えば当時はそれを活用できていたとは言えませんね。
その後、Amuくんと出会ったことで劇的にポーカー人生が変わったんです。そこから座学仲間と勉強会をしたり、ソリューションの活用の仕方を学び、座学に励んでいます。
4.印象に残っている大会
ちょめ:私はトーナメントのことは本当に宝くじ大会だと思ってるので、勝ったり負けたりしたからといって、特に強く印象に残ることはありません。
ただ、例えばAPT台北に参加したときは面白いぐらい運が良くて、大会全体の成績が良かったので幸せだったな、という想いはあります。
あとはEPTパリで初めてのEPTに参加した際は、すごく憧れのEPTだったのでわくわくしていました。
正直、日本の大型大会のようなお祭り感を想像してたんですけど、なんだか盛り上がってるっていうよりは黙々とポーカーしてるという印象で、そのギャップが新鮮で驚きましたね。
——個人的に好きな大会シリーズはありますか?
ちょめ:好きな大会、というのは難しいですね。でも成績が出やすいかも…という点では、WSOPの自分が出やすい価格帯のイベントですね。
かっこいいなと思うのは、やっぱりEPTです!
——あっ…KKLIVEを挙げてくださらずちょっと残念です...が!
ヨーロッパでもKKLIVEやKKスポンサードのイベントをたくさんご用意しておりますので、その時は是非ご参加くださいね…!
ちょめ:はい、もちろんです!!
ポーカー女子として
1.ポーカーの流行について
ちょめ:私はポーカー歴が長い方ですが、昔、女の子はポーカーを始めてもすぐ辞めちゃう子が多かったです。
それは恐らく、友達がいなかったりすることの影響が大きいかなと思っています。
でも、岡本詩菜さんが2023年に準優勝されたときから、女の子のポーカープレイヤーがかなり増えていきました。
女の子たちの中でも、野望の一つといいますか。エンターテイメントとしての椅子を取り合う、みたいな女の子も増えてどんどん盛り上がっているので、とても良いことだと思います。
2.日本と海外のポーカー女子の違い
ちょめ:アメリカの話ですが、女性のポーカー促進委員会みたいな、女性のためのグループやメディアが多い気がします。
例えば日本で女性のプレーヤーがトーナメントのFTに残ると、後ろで男性の応援隊がすごく目立っている印象があります。
それとは反対で、アメリカでは同性の応援者がとても多いことが印象的です。アメリカの女性の後ろでは、女性のプレイヤー達がずらっと応援しにきている、みたいな光景をよく見かけます。
3.ポーカー界で女性がさらに活躍するために
ちょめ:具体的に考えているわけではありませんが…まだまだ「勉強をガッツリやりたい!」というくらい、ポーカーにどっぷり浸かっている女性は少ないなと感じています。
本当の強さやポーカーの理解を目指す女性が増えたり、そういうチームができたらかっこいいなと思っています。
最近の活動について
——直近ではABEMA Queen Of Poker(AQOP)にも出演されて、ますます注目されていますよね!番組出演後に、何か変わったことはありますか?
ちょめ:そうですね、番組に出る前までは人に配信でプレーを見てもらうってことが今までほとんど無かったんです。
ディーラーとしてプレイヤーの皆様にはお会いすることが多かったので、結構レクリエーションプレイヤーのような感じで遊んでいると思われることも多かったんです。
でも実際に番組での私のプレーを見てもらって、褒めてもらうこともあったので、それは一つの自信として受け取ることが出来ました。
*出典:ABEMA公式サイト
——プレーを見てもらう機会があまりなかったということは、緊張されたのではないでしょうか?プレーをしながら意識したことなどありますか?
ちょめ:配信中、自分のプレーはあまり変わらなかったですね。ただ、ABEMAだと一部配信用のプレーを用意する方もいたので、その戦略の組まれ方を少し意識するようにプレーしました。
——今後、こういった番組の出演も含め、何か挑戦してみたいこととかってありますか?
ちょめ:そうですね、番組やトーナメントに関しては実は挑戦していきたいことは私の中で無いんです。
ただ、せっかく今海外に住んでいるので、今一番挑戦したいことは海外在住の間にオンラインの6maxキャッシュゲームの成績を伸ばすことです。
——ちなみに何か大きな番組等に出演すると、もっとメディアに露出したい、みたいな方も多いじゃないですか?
そういったことにはあまり興味を持たず、自分のゲーム成績に集中する姿、かっこいいです!
ディーラーについて
——ポーカー人気が広まるにつれて、ディーラーというお仕事への注目度も上がってきています。
これからディーラーを目指したい、今ディーラーのお仕事をしている、という方も多くいらっしゃるので、ディーラーとしての楽しさや心構えをお伺いさせてください!
1.ディーラーの楽しさ
ちょめ:同じ趣味を持つ人との出会いがたくさんあることですね。
ディーラーをしていると、様々な方の優勝に立ち会うこともできますし、ポーカーを通じてたくさんの友人を作れることが一番の財産だと思います。
2.ディーリングの練習方法
ちょめ:ディーリングのコツは、とにかくひたすら数をこなすことですね。場数を増やせば、誰でも必ず同じ水準まで上手くなると思っています。
3.ディーラーを目指す方へ
ちょめ:私が伝えたいことは、ディーラーはあくまで脇役で、もしかすると脇役ですらないかもしれない、ということです。
プレイヤーと運営(大会・カジノ・ハウス)との板挟みになることもあります。
そんな時にも正しい知識持つこと、そして人とのコミュニケーションを楽しいと思えるのであれば、ずっと楽しんでいける職業だと思います。
なので、コミュニケーションは本当に大事にしてほしいですね。
——ちなみにディーラーとして、お仕事をしながら困ったことはありましたか?
ちょめ:そうですね…プレイヤーそれぞれが思っていることはバラバラなので、この人はこれを不満に思ってるけど、この人はこれと違う部分を不満に思っている、みたいな状況が多々あります。
そして上からの指示やハウスルールとプレイヤーの意向が異なる時、本当に板挟みになることがあります。
そんな時でも、ギスギスせず私はむしろ「ディーラーは幼稚園の先生!」みたいな気持ちで乗り越えていました。
どんな意見にも「そうですよね~!」と上手く相手を受け入れ、自分の器を広げれば、乗り越えると思いました。
ディーラーって警察官のように思う方もいるかと思うのですが、コツは幼稚園の先生のような気持ちでいることです。
——素晴らしい心構えだと思います!どんな時にも寛容な気持ちとコミュニケーション力が大事ですね!
ちなみに…ディーラー歴が非常に長いちょめさんですが、プレイヤーどちらかしか選べないとしたら、今はやはりプレイヤーですかね?
ちょめ:今はそうですね、間違いなくプレイヤーです!
海外生活について
1.海外経験や語学力について
ちょめ:私、今はジョージアに住んでいますが実は海外にはそこまで興味が無いんです。
ポーカーの大会に出ていなかったら、多分海外旅行すら行っていなかったんじゃないかな、というぐらいに、全く興味を持っていません。
語学力は中学・高校英語ぐらいなので、ほとんど喋れないと思っていただいた方がいいと思います。
WSOP2年目ぐらいまでは、「次回来る時までに英語を勉強しよう!」と思っていたのですが、喋れなくても案外困らない、と感じてからは、そういう気持ちもなくなってしまいました..(笑)
——確かに、実際海外トーナメントでも、必要な単語さえ理解できれば問題ないですもんね!
ちょめ:その通りです。でも例えば、とても良いプライベートゲームに呼ばれたり、表舞台に立ってエンターテイメント活動がしたい場合は必要不可欠だなとは感じています。
2.海外生活で好きなところ
——以前ベガスでお会いした際、「早く日本に帰りたい!」とおっしゃっていたことを覚えています。なので、ジョージアが大好き!というわけではないと思うのですが..ジョージア生活はいかがでしょうか?
ちょめ:オンラインポーカーができることが一番良いところですかね。海外に住んでからオンラインポーカーの良さに気づいたのですが、やっぱりオンラインはハンド数をこなせるので効果的に勉強できて本当に助かっています。
——確かに、ライブは待機時間も長く多面で打てませんからね。その点、オンラインはとにかくハンド数をこなしたい方にぴったりです!オンラインが自由にできれば、ジョージアでなくても良さそうですね?
ちょめ:はい、全然ジョージアでなくても良いです!(笑)
3.海外生活の大変なところ
ちょめ:日本はとても先進国なので、日本の便利さを超える国はほとんどないと思っています。
他の先進国であれば、語学力があればまた話は変わるとは思いますが、通販においても趣味生活においても、日本より便利だと思えることってあまり無いんじゃないかと思っています。
——確かにそうですね。ちなみに何か具体的に大変だったことや問題が起きたことはありましたか?
ちょめ:特別困ったことはありませんが、ジョージアの方って感情表現が激しい方なんです。なので、怒鳴ってるところに遭遇したりすると、ちょっと怖いなと思うことはありますね。
ただ、めちゃくちゃ怒鳴っていたと思ったら次の瞬間にはもうケロッとしていたりして、とにかく感情をすぐ表に出すところは、日本人と全然違うところだと思います。
海外のライブポーカーについて
1.海外ライブポーカーで気を付けるべきこと
ちょめ:日本はルールに厳しいところが多いですが、海外ではラフなところが多い印象です。
例えばプレーになんかそれスリングベット等もそうですが、日本と他国ではルールとして言及すべきことと、しない方が得であることの区別をつける必要があり、そういった知識をつけておくことはとても大事です。
あと常にチートはあると思って、卓に座っています。ちょっとでも様子がおかしかったり違和感を感じたら、すぐ席を立ち申し出て自衛した方が良いと思います。
——確かに、石田プロとのインタビューでも、テーブルに戻ったらチップが減っていたりという問題が多々発生するとおっしゃっていました。
実際にプレー中に困ったことはありましたか?
ちょめ:チップ数がおかしいなと思ったことは結構何回かありましたね。特にカラーアップの時など、数が合わないことがあります。
ただ、基本的には必ず自分で数えて写真を撮っておいたり、大きいチップは下に混ぜたり等の対策をしています。
チップ数以外は、特に大きなトラブルに遭ったことはないですね。
——やはり海外ライブポーカーでは自己防衛が重要ですね!
2.おすすめの国
ちょめ:うーん、難しいですが台湾ですかね?
トーナメントを合法にするぐらい、皆さんポーカーに対して熱意があるので、ルールもきっちりしていて統制されてるトーナメントが多いのでやりやすいと感じました。
——ちなみにジョージアはどうですか?
ちょめ:カジノや大会によりますね。とても厳しいカジノがあれば、緩いカジノもあり…
例えばカードを破って投げつけても慣れっこ、みたいなカジノもありますし。とにかくムラがあるので何とも言えません。
3.今後の目標
ちょめ:EPTに、できれば全ての開催国に行ってみたいなと思っております!
——モンテカルロ、バルセロナ、マルタ、プラハ…やはりヨーロッパにお住いの内に制覇したいですね!
ちょめ:あと、今まではバイイン額の関係で実はEPTのメインには出場したことがないので、今年中に1回は挑戦したいなと思っています。
——応援しております!ゲーム形式はいつもNLHのみですか?
ちょめ:そうですね、NLHに対してまだまだ自分が前進してるのを感じていて、満足していないんです。
ちなみに以前PLOに挑戦したことがあるのですが、劇的に向いていなさすぎて…他のゲームにも興味を持つことは、今後一生ないレベルです(笑)
——PLOが劇的に向いていらっしゃらないとは..?!
ちょめ:PLOは向いていない、って周りに言うと「そんなことないよ」って言ってくださる方もいらっしゃいますが、そんな方にもプレーを見せると「確かに無理だね」と断言されます(苦笑)
こんなにはっきり言われるくらいなので、もう興味を持っていません..(笑)
——ちょめさんでも、苦手なゲームがあるというのは意外です!
自分にとってポーカーとは
ちょめ:つい先ほども申し上げたのですが、私は本来人と比べたり、周りからの評価に左右される気質を持っているんです。
でもポーカーはそのしがらみから逃れて、自分自身とだけ戦うことができる私の中のサンクチュアリ(安らぎの場所)みたいなものだと思っています。
——トーナメントとかって、やっぱり結果が誰にも見えるじゃないですか。例えばポーカーを始めたばかりなので凄い成績を残している人とか見たら、妬んでしまったりしませんか?
ちょめ:妬んだりはしませんね。自分も良い成績を出していたら、トーナメントの結果や人からの評価へのこだわりが強くなっていた可能性があります。
自分が全然上振れないとして、では何故上振れなくても自分はポーカーをするのか、と考えたときに、冷静に分析していくと結果的にそうなるかなっていうところにたどり着けました。
逆に上振れていなかったからこそ、そういう考え方ができるようになった、というところはありますね。
読者の皆様へ
ちょめ:ポーカーはただプレーするだけで楽しい反面、トーナメントは実力が反映されてるかわからないですし、優勝はなかなかできないものです。
努力してもなかなか認めてもらうことが難しくて、自分自身で自分の実力を測ることもとても難しいと思うんです。
そうすると、始めたてのキラキラした気持ちから、だんだん遠のいていってしまうこともあると思います。
でもポーカーには本当にたくさんの楽しみ方があるので、苦しまずに続けていく道をそれぞれ見つけてほしいです。
私の中では、このゲームをひたすら理解すること自体が楽しいと感じているので、皆さんにもそうやって楽しんでもらえたら、そしてそんな仲間ができたら嬉しいです。
——ポーカーが対戦し賞金を稼ぐ競技として以上に、人生の価値観や成長に繋がる素晴らしいゲームであることを、インタビューを通じて感じることができました。
ポーカーを続けていると、時には辛いこともありますが、そんな時にこそちょめさんの言葉を思い出したいですね。
インタビューにご対応いただき、ありがとうございました!
KKPOKERで海外ライブへ
ちょめさんのインタビュー記事を読んで、海外トーナメント欲が沸いたあなた!🫵
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